忘れるのは当たり前
忘れるのは当たり前。
最近,家の近くの一軒家が取り壊されました。
通学路で,毎日見ていた(はず)です。
というのも,あれだけ見ていたのに,一体全体なぜかどんな形,色だったのかをすっかり忘れてしまっていたのです。
みなさんもこういったこと、何回かありますよね?
まあ,聞いた話によると,人は関係ないことは無意味に覚えないorすぐに忘れるそうです。
ちなみに,僕の大好きなシャーロックホームズさんは「ボヘミアの醜聞」という話でワトソンさんにこういっています。
「You see, but you do not observe」=あなたは確かに「見て」いる。でも,「観察」してはいない。
実際,ホームズば毎日登っている家の階段の段数が17段であるのを覚えているのに対し,ワトソンは覚えていません。(皆さんの家は何段か覚えていますか?僕は全く覚えていません笑)
ちなみに,この文については,僕は賛成しません!
なぜかというと,人は計画的に物忘れをしており,忘れることによって,新しい情報を得ているからです。
まあ,ホームズの頭の中の部屋は誰よりも広いから彼にとっては問題ないと思うが,,,
ちなみにホームズも自分の中で情報の取捨選択をしている。
例えば,植物学を学んでいても,事件で使われそうなもののみを覚えていたり,地球が太陽のまわりを回っていることすら知らなかったのです
少し話がずれてしまいましたが,つまりは,その壊された家が,自分に全く関係の無いものであれば,忘れてしまっても問題は無いということです。
そんなことで悩むくらいなら,新しくできるものをワクワクして待っていた方がいいですね。
正確な数は覚えていませんが,人は一瞬で10,000?100,000ほどの情報を受け取り,そのうち50個ほどに自動的に脳が選択して意識としてカウントすることそうです。
それならば尚更,関係のない家の色,形を覚える必要が僕にはなさそうですね。
あ,これを言い訳に学校の勉強が覚えられない,なぜなら必要ない情報だからというのはなしですよ笑
忘れるのは当たり前。
でも,忘れてはいけないもの,人は必ずあるはずです。
くだらないものを覚えようと悩み,本当に大事なものを見失わないようにしたいものですね。
では(OWR)